元別れさせ屋のHです。
この記事は、諦めるか、もう少し続けるかで止まっている方に向けて書きます。
先に立場をはっきりさせます。「諦めるな」とは書きません。やめたほうがいい状況は現実に存在するからです。
この記事のゴールは、続けるか、やめるかを、あなたが自分で決められる状態にすることです。どちらを選んでも構いません。
現場で多く見たのは「やらなかった後悔」でした
今は、情報がいくらでも手に入ります。恋愛の話も、別れさせ屋の話も、調べればすぐ出てきます。
それなのに、調べるところで止まったまま、何年も動けずにいる方を何人も見てきました。
この方たちに共通していたのは、情報が足りないことではありません。状況が何も変わらないまま、時間だけが過ぎていたことです。
そして、時間が経つほど動きにくくなります。相手の生活は進んでいくからです。新しい相手ができる、転職する、引っ越す、結婚する。こちらが止まっている間に、選べる手は減っていきます。
これが、僕が「やらなかった後悔」と呼んでいるものです。失敗した後悔とは種類が違います。失敗は終わりますが、やらなかったほうは終わらないからです。
実際に聞いた「やらなかった後悔」の言葉
抽象的な話にしたくないので、実際に言われた言葉をそのまま載せます。
依頼しないまま時間が過ぎた方から
「あの時、依頼していれば、まだ可能性があった」
「当時は、まだ恋人関係だったけど、婚姻関係になってしまった」
「完全に相手と連絡が取れなくなってしまい、どこにいるのかもわからない」
「かれこれ1年、2年、同じ人に対して悩んでいて前に進めないです」
この4つを並べて読んでほしいのは、時間が何を奪っていったかが見えるからです。
恋人関係だったものが婚姻関係になる。連絡が取れていたのに取れなくなる。悩んでいる間に、相手の状況は動いていきます。そして動いた分だけ、打てる手は減ります。
4つ目が、僕はいちばん重いと思っています。1年、2年。その間ずっと、この方の人生が止まっていたということだからです。
依頼はしたが、動けなかった方から
後悔は、依頼しなかった人だけのものではありません。
「自分磨きや自己改善をしておけばよかったです。後悔しかありません…」
「Hさんに提案されたプランを挑戦すれば良かったです。自分の主張に対して色々なアドバイスをくれましたが、素直に聞き入れることができず最悪な形になっています」
2つ目は、僕にとって重い言葉でした。伝えるべきことは伝えていたからです。それでも届かなかった。
ここから分かるのは、依頼することと、動くことは別だということです。契約しても、提案を受け取れなければ結果は変わりません。
だからこの記事は「依頼しましょう」という話ではありません。決めて、動くかどうかの話です。
動いた人に残ったもの
では動いた人がどうなったか。正直に書きます。
全員が望んだ結果を得たわけではありません。関係が戻らなかった方もいます。
ただ、戻らなかった方でもその後の状態が違いました。
- 関係が戻った
- 戻らなかったが、自分が変わったことで次に進めた
- やるだけやったので、区切りがついた
2つ目と3つ目を軽く見ないでください。止まったままの人には、この区切りが来ません。
現場で見ていて思ったのは、幸せになったかどうかを分けていたのは、結果ではなく「決めたかどうか」だったということです。
復縁の自分磨きが結果に出ない理由|元別れさせ屋が見た行動の差
ただし、やめたほうがいい状況はあります
ここを書かずに「挑戦しましょう」とだけ言う記事は、信用しないでください。成功率90%と書いている業者と同じことをしています。
次のどれかに当てはまるなら、続けることをおすすめしません。
① 相手が明確に拒絶を繰り返している
「今は会えない」ではなく、「もう連絡しないでほしい」と複数回はっきり言われている場合です。
ここを押し続けると、ストーカー規制法に触れる領域に入ります。同法は、拒まれたにもかかわらず連続して電話をかける、文書を送る、電子メールを送信するといった行為を「つきまとい等」として規制しています(第2条1項5号)。
注意してほしいのは、この規制が「恋愛感情その他の好意の感情、またはそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的」で行われる行為を対象にしている点です(同条1項柱書)。つまり好きだからやった、は言い訳になりません。むしろ条文が想定している動機そのものです。
② 相手が結婚している、または子どもがいる
既婚者との関係を求める場合、民法上の不法行為として、配偶者から慰謝料を請求される側になり得ます。相手ではなく、あなたがです。
子どもがいる場合はさらに動きません。別れない理由が当人の感情の外にあるからです。現場の体感としても、ここがいちばん難しい条件でした。
③ 自分の生活が壊れはじめている
仕事に行けない、眠れない、貯金が尽きた、借りてまで続けようとしている。この状態での判断は、ほぼ間違えます。
戻ってきてほしいのは、壊れたあなたではないはずです。
④ 相手の現状を、事実として把握していない
相手が今どこで何をしているのか、新しい相手がいるのかを推測でしか言えないなら、まだ判断の材料が揃っていません。
この場合は「やめる」でも「続ける」でもなく、確かめるのが先です。
いちばん消耗するのは「決めないまま止まる」ことです
続ける人と、やめる人。どちらも前に進みます。
いちばんつらいのは、三つ目の状態です。決めないまま、調べ続けている状態。
諦めたほうがいいと分かっていながら、まだ何も試していない。これは諦められないのではなく、決めていないだけです。
この状態がいちばん時間を使います。やってもいないし、やめてもいないので、何も終わらないからです。
「諦めたら終わり」とよく言われますが、現場で見ていた実感は違います。終わるのは諦めたときではなく、決めないまま時間が過ぎたときです。
決めるための4つの問い
気持ちで決めようとすると、決まりません。条件で決めてください。
- 期限を決められますか|「いつまで」が言えないなら、それは続けるではなく止まるです。3か月でも半年でも構いません
- 使う上限を決められますか|いくらまでなら、戻らなくても生活が壊れないか。借りてまで出す段階なら、そこが限界です
- 相手の現状を事実で言えますか|推測ではなく、確かめた情報で。ここが空ならまず確認が先です
- やめた場合の自分を想像できますか|想像すると涙が出るならまだ早い。想像できて「それでもやるか」と思えるなら、続けていいです
1と2が決まれば、それだけで止まった状態から抜けられます。期限と上限がある挑戦は、失敗しても生活が残るからです。
そして期限が来たら、延長するかどうかをもう一度決めてください。なし崩しに続けるのがいちばん消耗します。
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どちらを選んでも、やることは同じです
これが、僕がいちばん伝えたいことです。
続けると決めた人も、やめると決めた人も、結局やることは変わりません。
- 生活を立て直す
- 相手の立場で物事を見る癖をつける
- 言われたことを素直に受け取る
- 決めたことを続ける
続ける人にとっては、これが成功率を上げる手順です。やめる人にとっては、次の相手と同じ失敗をしないための手順になります。
だからどちらを選んでも損はしません。損をするのは、決めないまま調べ続けている時間だけです。
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まとめ
- 現場で多く見たのは、失敗した後悔より「やらなかった後悔」。前者は終わるが、後者は終わらない
- 動いた人は、戻らなかった場合でも変化か区切りが残っていた
- やめたほうがいい状況は実在する|明確な拒絶の反復/既婚・子どもあり/生活が壊れている/相手の現状を把握していない
- いちばん消耗するのは「決めないまま止まる」こと。終わるのは諦めたときではなく、決めずに時間が過ぎたとき
- 決めるのは気持ちではなく条件。期限と上限を先に決める
- 続けてもやめても、やることは同じ。だからどちらでも損はしない
最後に一つだけ。この記事を読んでいる今も、まだ決めていない時間です。
続けるでも、やめるでも構いません。今日、どちらかに決めてください。それだけで、止まっていた状態からは抜けられます。
よくある質問
- 復縁を諦めたら終わりですか?
-
終わるのは諦めたときではなく、決めないまま時間が過ぎたときです。現場で見ていて消耗していたのは、やってもいないしやめてもいない状態の方でした。諦めると決めた方は、次に進むか、区切りをつけて落ち着いています。どちらかに決めることのほうが大事です。
- 諦め時のサインはありますか?
-
次のどれかに当てはまるなら、続けることをおすすめしません。相手から「もう連絡しないでほしい」と複数回はっきり言われている、相手が結婚している、または子どもがいる、仕事や睡眠や貯金など自分の生活が壊れはじめている。特に1つ目は、ストーカー規制法に触れる領域に入ります。
- まだ何も試していないので諦めきれません。
-
その状態がいちばん長引きます。諦めきれないのではなく、決めていないだけだからです。おすすめは期限と上限を先に決めることです。「3か月」「いくらまで」と決めてしまえば、やってみて駄目でも生活は残ります。期限が来たら、延長するかをもう一度決めてください。
- 動いても戻らなかったら、無駄になりませんか?
-
現場で見た限り、戻らなかった方でも何かは残っていました。自分が変わったことで次に進めた方と、やるだけやったので区切りがついた方です。止まったままの方には、この区切りが来ません。何も残らないのは、動かなかった場合のほうです。
- 別れさせ屋に依頼すれば、諦めなくて済みますか?
-
業者は結果を保証できません。関係の強さやタイミングによって、どれだけ正しくやっても動かない案件は実在します。依頼するかどうかも、期限と上限を決めてから判断してください。「成功率90%」のような数字を出す業者には、その数え方を聞いてみることをおすすめします。
続けると決めた方で、業者を検討している場合はこちらもどうぞ。

元別れさせ屋H
恋愛コンサルタント・結婚相談所経営
現場にいた頃、僕が断った依頼もあります。相手が明確に拒絶していたり、依頼者の生活がもう限界だったケースです。受ければ売上にはなりましたが、受けませんでした。
一方で、条件が厳しくても「期限を決めてやってみます」と言える方には、できる限りのことをしました。結果が出なかった方もいますが、その方たちが後悔していた印象はありません。
後悔していたのは、いつも決められなかった方です。やるかやめるかは、あなたが決めていいことです。決めないことだけが、選べない選択肢だと思ってください。
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