元別れさせ屋のHです。
この記事にたどり着いた方は、たぶん今、こういう状態だと思います。
- 別れた元彼に、新しい彼女ができたと知ってしまった
- SNSで幸せそうな様子を見て、そのたびに落ち込む
- 「いつ別れるのか」を占いで検索している自分がいる
- 諦めるべきなのか、まだ望みがあるのか分からない
最初にお伝えします。
「新しい彼女ができた」という事実だけでは、復縁の可否は決まりません。
理由は単純で、相手側の関係がどういう中身なのかを、あなたはまだ何も知らないからです。僕は現場でそれを何度も見てきました。外から見て順調に見える関係が、中では別の形をしていることは珍しくありません。
この記事では、実際に僕が引き受けた案件をそのまま書いたうえで、関係が続くかどうかを分ける点、そして今のあなたが絶対にやってはいけないことを解説します。
【実話】元彼が夢中になった相手には、長く付き合っている恋人がいた
依頼内容は、元恋人との復縁でした。元恋人には新しい恋人がいたため、その関係を終わらせる別れさせ工作と、そのうえでの復縁工作。二段構えの依頼です。
依頼者が僕に語った経緯は、こうでした。
「ある日、突然好きな人ができたから別れたいと言われました。相手は飲食店で働く女性で、すでに交際していると言われました」
元恋人の気持ちは、かなりその女性に傾いている様子だったといいます。それでも依頼者は、もう一度元恋人と向き合って関係を築き直したいと願っていました。
依頼を受ける前に、はっきり伝えたこと
別れさせは、非常にデリケートな仕事です。だから僕は、相談の段階から丁寧にヒアリングをして、こう伝えました。
「怒りや憎しみで依頼を考えているのなら、依頼はお受けできません」
これは建前ではありません。相手への報復感情が動機になっている依頼は、現場が荒れます。そして、仮に別れさせられたとしても、その先に復縁はありません。
この依頼者からは、そういう感情が出てきませんでした。
「この人しかいない」「この人じゃなきゃ嫌です」「この人のために一生懸命尽くす」
真剣な気持ちと、きれいな想いが感じられました。だから僕は、この依頼を受けました。
接触は、驚くほどスムーズでした
結果から言うと、この案件はとてもやりやすい部類でした。
新しい恋人が飲食店で勤務されていたため、工作員が自然に接触できる場所がはっきりしていたからです。会うために不自然な理由を作る必要がなく、工作員との関係構築もスムーズに進みました。
工作の難易度は、相手の性格や気持ちの強さだけで決まるわけではありません。「どこで、どんな理由で会えるか」という環境条件が、実務では非常に大きいのです。
工作員が突き止めた事実
コミュニケーションを重ねていく中で、分かったことがあります。
ターゲットには、長く付き合っている恋人がいました。
そして、元恋人はその事実をまったく知らないまま、彼女に夢中になっていたのです。
さらに、ターゲット自身が、元恋人の依存の強さに悩みを抱えている様子もありました。彼女は、自分の言葉でこう語っていたそうです。
「寂しかったから遊んでしまっただけ」
「良いお客さんだったから、仕事としても利用した感じ」
そして、元恋人はそれを分かっていない、と。
念のため書いておきますが、これはこの一件の、この人の事情です。飲食店で働く女性がどうだという話ではまったくありません。ただ、依頼者から見えていた景色と、現場で分かった事実が、これほど違うことがあるという事例です。
工作員は、否定しませんでした
ここが、この案件でいちばん書いておきたいところです。
工作員は、ターゲットに対して「別れたほうがいい」と説得したわけではありません。彼女自身が抱えていた悩み——依存されている負担と、自分の恋人の存在——を会話の中で扱いながら、別れを選んで自分の恋人のもとに戻るほうが、彼女にとって良いということを、間接的に伝えていきました。
そして彼女は、自分でそれを選びました。
工作が成立するのは、たいてい相手が自分で選んだと感じられたときです。押した瞬間に、人は逆方向に踏ん張ります。
孤独になった元恋人に、依頼者がしたこと
ここで終わりではありません。
別れたあとの元恋人は、孤独になっています。ここで依頼者が何をするかで、復縁できるかどうかが決まります。
僕は、依頼者に対してアドバイスを重ねました。寄り添うこと。愛情を与えること。責めないこと。「だから言ったのに」と言わないこと。
この依頼者は、とても素直で、頑張り屋さんでした。伝えたことを、そのまま実行してくれました。
結果
復縁は成立しました。
そして、この案件で法的な動きは一切ありませんでした。慰謝料請求も、弁護士の介入も、警察沙汰もありません。
今でも印象深く覚えている案件です。
「新しい彼女ができた」=終わり、ではない
実話でお伝えしたとおりです。
あなたが今見ているのは、外側から見える情報だけです。
- その関係がいつ始まったのか
- どういう理由で始まったのか
- 相手の側に、別の関係がないのか
- 元彼がその人に、どれだけ依存しているのか
このどれも、あなたは知りません。そして、知らないまま「もう無理だ」と結論を出そうとしています。
逆に言えば、焦って動いて自分の可能性を潰すことだけは、今日から避けられます。
現場で見てきた「続く関係」と「続かない関係」の違い
ここからは、僕が現場で見てきた観察です。断定はできませんし、占いのように「いつ別れる」と言うこともできません。ただ、傾向としてはっきりした差がありました。
1. どこで、どう始まった関係か
出会った場所と、関係が始まった理由は、その後の強度にかなり影響します。
実話のケースでは、出会いはお店でした。片方は「好きになった」、もう片方は「良いお客さん」と捉えていた。同じ関係を、二人がまったく違う意味で見ていたわけです。
このズレが大きいほど、関係は長続きしません。
2. 相手側に、別の関係がないか
実話のとおりです。新しい相手にも、その人の生活と人間関係があります。
ただし——ここは強く書きます。あなたがそれを自分で調べようとした瞬間、すべてが終わります。理由は後述します。
3. 依存の方向が、一方通行になっていないか
実話では、元恋人の側が依存していて、相手はその重さに悩んでいました。
恋愛感情の強さは、必ずしも関係の強さではありません。片側だけが強い関係は、強く見えて実はもろいというのが、現場での実感です。
「もう諦めたほうがいいのでは」と感じている方へ。やめたほうがいい状況を正直に書いた記事があります。
復縁を諦めるべきか続けるべきか|元別れさせ屋が見た諦め時の基準
いま、あなたがやると取り返しがつかないこと
厳しいことを書きます。復縁の可能性を自分で潰す人を、僕は本当にたくさん見てきました。
相手の新しい彼女を、自分で調べる
やめてください。SNSをたどる、勤務先を特定する、共通の知人に探りを入れる。
これは、あなたが復縁を望む相手に「怖い人」として記憶される最短ルートです。そして、これらの行為が繰り返されると、法律の問題になります。
ストーカー行為等の規制等に関する法律(ストーカー規制法)は、恋愛感情やそれが満たされなかった怨恨の感情を満たす目的で行われるつきまとい等を禁止しており(第3条)、繰り返すおそれがあると認められれば警察本部長等による「警告」(第4条)、さらに公安委員会による「禁止命令等」(第5条)の対象になり得ます。禁止命令等の効力は1年間で、延長もあります(第5条第8項・第9項)。
相手の位置情報を無断で取得する行為も、「位置情報無承諾取得等」として規制の対象です(第2条第3項)。
感情のまま連絡する
深夜の長文、既読がつかないことへの追撃、「幸せそうでよかったね」という嫌味。すべて逆効果です。
自分で「別れさせよう」と動く
相手に事実を突きつける、周囲に言いふらす、直接会いに行く。これは復縁の可能性を消すだけでなく、あなた自身が加害者になる行為です。
別れさせ屋に頼む場合、何が起きるのか
受けてもらえない依頼があります
実話に書いたとおり、僕は怒りや憎しみが動機の依頼は受けませんでした。まともな会社なら、相談の段階でそこを見ています。
逆に言えば、どんな動機でも二つ返事で受ける会社は、そこを見ていないということです。
環境条件で難易度が大きく変わります
実話のケースが「やりやすい部類」だったのは、接触できる場所がはっきりしていたからです。相手の生活圏が読めない、接点を作る理由がない、という条件だと難易度は跳ね上がります。
相談のときは、あなたのケースで接触の導線をどう作るのかを具体的に聞いてください。ここに答えられない会社は、現場を知りません。
費用と時間
料金の相場と内訳は別れさせ屋の料金相場はいくら?費用の内訳と注意点にまとめています。依頼するタイミングの判断は別れさせ工作を依頼するベストなタイミングとは?を参考にしてください。
会社選びの基準そのものは復縁屋とは?選び方と料金・成功率の現実にあります。
「では、どれくらい待てばいいのか」と思った方へ。相手に新しい恋人がいる状態から4ヶ月で復縁させた案件と、その間に依頼者へ出した指示をこちらに書きました。
復縁の冷却期間は何ヶ月?元別れさせ屋が現場で見ていた判断基準
復縁できた依頼者が、実際にやっていたこと
実話の依頼者がやっていたのは、次のことだけです。
- 自分で動かなかった(相手を調べない、連絡攻めをしない)
- 感情の理由を正直に話した(憎しみではなく、「この人しかいない」という想い)
- 孤独になった元恋人を、責めなかった
- アドバイスされたことを、そのまま実行した
地味です。ですが、これができる人は多くありません。
復縁できる人とできない人の差は復縁できる人・失敗する人の違いとは?に、成功する依頼者の特徴は【実話】別れさせ屋で成功する人の特徴5選にまとめました。
よくある質問(FAQ)
- 元彼に新しい彼女ができたら、復縁はもう無理ですか?
-
いいえ、それだけでは決まりません。僕が担当した案件では、新しい相手に長く付き合っている恋人がいて、元恋人だけがその事実を知らずに夢中になっていたケースがありました。外から見える情報と、実際の関係の中身は一致しないことがあります。
- 元彼の新しい彼女とは、いつ別れますか?
-
時期を言い当てられる人はいません。占いで日付を告げるサイトもありますが、現場の人間として言えば分かりません。分かるのは、関係の始まり方や依存の偏りによって、続きやすさに差が出るということだけです。
- 元彼の新しい彼女について、自分で調べてもいいですか?
-
やめてください。SNSの追跡、勤務先の特定、共通の知人への聞き込みは、あなたが「怖い人」として記憶される最短ルートです。繰り返せばストーカー規制法上の「つきまとい等」として、警察からの警告(第4条)や公安委員会の禁止命令等(第5条)の対象になり得ます。
- 元彼に連絡してもいいですか?
-
感情のまま送る連絡は逆効果です。深夜の長文、返信がないことへの追撃、嫌味は、どれも距離を広げます。まず自分の状態を落ち着かせることが先です。
- 別れさせ屋に頼めば、新しい彼女と別れさせられますか?
-
確実ではありません。難易度は、相手の気持ちの強さだけでなく「どこで、どんな理由で接触できるか」という環境条件に大きく左右されます。相談の際は、自分のケースで接触の導線をどう作るのかを具体的に質問してください。
- 費用はどれくらいかかりますか?
-
会社と難易度によって大きく変わります。料金の内訳と相場は別記事にまとめています。「成功率100%」「必ず別れさせます」といった説明をする会社には注意してください。
- 怒りや憎しみがある場合でも、依頼はできますか?
-
僕は受けませんでした。報復感情が動機の依頼は現場が荒れますし、仮に別れさせられても、その先に復縁はないからです。まともな会社は相談の段階でそこを見ています。
- 復縁できたあと、また別れませんか?
-
その可能性は実際にあります。工作で環境を整えても、戻ったあとの関係を維持するのは依頼者自身です。理由は別記事「復縁工作の成功後、なぜまたすぐ別れるのか」に書きました。
まとめ
- 「新しい彼女ができた」だけでは、復縁の可否は決まらない
- 外から見える関係と、中身は一致しないことがある。実際に、相手側に長年の恋人がいた案件があった
- 続きやすさを左右するのは、関係の始まり方・相手側の事情・依存の偏り
- いつ別れるかは、誰にも分からない。占いの日付に意味はない
- 自分で調べる・感情のまま連絡する・自分で別れさせようとする——この3つが可能性を潰す
- 繰り返せばストーカー規制法の警告(第4条)・禁止命令等(第5条)の対象になり得る
- 復縁できた依頼者は、自分で動かず、責めず、言われたことを実行した
👤 監修者:元工作員Hからのメッセージ

恋愛コンサルタント・結婚相談所経営
あの依頼者のことは、今でもよく覚えています。
とても素直で、頑張り屋さんでした。相談に来たときも、相手を責める言葉は一度も出てきませんでした。出てきたのは「この人しかいない」「この人のために一生懸命尽くす」という言葉だけです。
工作がうまくいったのは事実です。接触しやすい環境で、相手の事情も見えました。ですが、孤独になった元恋人を受け止めたのは依頼者自身です。あそこで責めていたら、戻ってはいません。
もしあなたが今、怒りでいっぱいなら、依頼を考える前にその感情を横に置く時間を取ってください。怒りのまま動いた人が戻れたのを、僕は見たことがありません。
元別れさせ屋Hのプロフィールとこのメディアを運営する理由


コメント
コメント一覧 (7件)
[…] 元彼に新しい彼女ができた…復縁は可能?元別れさせ屋Hが実話で解説 […]
[…] 元彼に新しい彼女ができた…復縁は可能?元別れさせ屋Hが実話で解説 […]
[…] 元彼に新しい彼女ができた…復縁は可能?元別れさせ屋Hが実話で解説 […]
[…] 相手に新しい恋人がいる状況からの復縁については、元彼に新しい彼女ができた…復縁は可能?にも別の案件を書いています。 […]
[…] 相手に新しい恋人ができている状況からの復縁については、実際の案件をこちらに書いています。➡ 【関連記事】元彼に新しい彼女ができた…復縁は可能?元別れさせ屋Hが解説 […]
[…] 元彼に新しい彼女ができた…復縁は可能?元別れさせ屋Hが実話で解説 […]
[…] 元彼に新しい彼女ができた…復縁は可能?元別れさせ屋Hが解説 […]