復縁屋とは?選び方と料金・成功率を元別れさせ屋Hが解説

復縁屋の選び方と料金・成功率を元別れさせ屋Hが解説するイメージ

元別れさせ屋のHです。

「復縁屋」と検索してこの記事にたどり着いた方は、おそらく今、こんな状態ではないでしょうか。

  • 別れた相手に新しい恋人ができた
  • 自分から連絡しても既読がつかない、返事が来ない
  • ネットにはランキングサイトや口コミが並んでいるけれど、どれを信じればいいのか分からない

最初にお伝えしておきます。僕がいた会社は「別れさせ屋」でしたが、寄せられる相談の7割以上は「特定の人と復縁したい・やり直したい」という内容でした。別れさせることが目的の依頼のほうが、むしろ少数派だったのです。

だからこそ、復縁を扱う現場のことは、正直にお話しできます。この記事では、復縁屋が何をする業者なのか、料金はどのくらいか、成功率はどうか、そして契約の前に何を確認すべきかを、現場で見てきた事実にもとづいて解説します。

※法律に関する記述はすべて一般論です。個別の状況での判断は、弁護士など専門家にご確認ください。

目次

復縁屋とは何をする業者なのか

復縁屋とは、依頼を受けて、別れた相手や疎遠になった相手ともう一度関係をつなぎ直すきっかけを作る業者です。現場でやっていることは、おおむね次の流れです。

  • 事前調査:相手の生活パターン、行動範囲、人間関係を把握する
  • 接触:工作員が自然な形で相手と接点を持ち、関係を作る
  • 心理誘導:相手の中にある依頼者への感情や、現在の状況への不満を整理していく
  • きっかけ作り:依頼者と相手が再び会う、連絡を取る流れを設計する

尾行や張り込みなどの調査を、依頼を受けて営業として行う場合は、探偵業法にもとづき都道府県公安委員会への届出が必要です(探偵業法第2条・第4条)。復縁屋を名乗っていても、実態は探偵業の届出をして活動している会社が大半です。

「別れさせ屋」と「復縁屋」は、多くの場合同じ会社が両方を扱っています。看板が違うだけで、動いている人間も手法も同じ、というケースは珍しくありません。

別れさせ屋と復縁屋、難しいのはどちらか

現場にいた人間としての実感を、はっきり言います。

「離す」より「戻す」ほうが、はるかに難しいです。

別れさせ工作は、二人の間にある不満やズレを広げていく作業です。一方、復縁工作は、一度マイナスに振れた感情をプラスに戻す作業になります。信頼の回復、印象の改善、感情の修復——どれも時間がかかります。

さらに厄介なのが「拒絶」です。

別れの背景に、束縛、浮気、喧嘩、依存、感情的なやり取りの積み重ねがあると、相手の中には「もう関わりたくない」という感情が強く残っています。この状態から関係を戻すのは、本当に簡単ではありません。

そして、相手がフリーになったからといって、依頼者のところに戻るとは限りません。一人になって気が楽になった、恋愛自体が面倒になった、別の人に興味が移った——現場では普通に起こります。

この難しさについては、別れさせ工作より難しい「復縁工作」の現実で詳しく書いています。

復縁屋の料金はいくらか

料金体系は、別れさせ工作とほぼ同じです。僕が現役で担当していた案件では、平均で100万〜200万円くらいでした。業者や案件によって幅があり、調査や工作に手間をかける業者や、地方・特殊な案件では300万円規模になることもあります。

内訳は、おおむね次の3つで構成されます。

項目内容
調査費用尾行・張り込み・行動確認。1日あたりの単価で計算されることが多い
工作費用工作員の人件費、交通費や宿泊費、接触時の飲食費など
成功報酬あらかじめ決めた目的を達成したときに発生する後払い分

復縁工作は、別れさせ工作より期間が延びやすいという点は、費用を考えるうえで知っておいてください。相手の拒絶が強いほど、接触から関係構築までに時間がかかり、稼動回数が増えます。

費用の詳しい内訳と、契約前に確認すべき点は別れさせ屋の料金相場はいくら?費用の内訳と注意点にまとめています。

復縁屋の成功率の現実

「成功率」という言葉は、業者によって定義がバラバラです。まずそこを疑ってください。

僕が現場で見てきた感覚では、現実的な数字は30〜60%程度です。ただしこれは、案件の状況(相手の拒絶の強さ、別れてからの期間、相手に新しい恋人がいるか、依頼者が提供できる情報の質)によって大きく上下します。

そして、復縁の場合は「別れさせる」だけでは成功になりません。

  • 相手がフリーになる(ここまでは工作でコントロールしやすい)
  • 相手が依頼者を選び直す(ここは依頼者本人にかかっている)

この2段階目があるから、復縁は難しいのです。

「すぐ戻れます」「高確率で復縁できます」「短期間で可能です」と説明する業者は、冷静に見てください。本当に現場を知っている人間ほど、復縁の難しさを知っているので、簡単には言い切れません。

成功率の数字の見方は別れさせ屋の成功率は本当は何%?5つの要因を元業界人が解説で詳しく解説しています。

【実話】「復縁スイッチ」が入らなかった相手の気持ちが動いた案件

僕が担当した中で、今も忘れられない案件があります。

相談に来られたのは、マッチングアプリで出会って半年ほど交際していた彼氏と別れたばかりの女性でした。最初の相談内容は、こういうものです。

別れた理由は、私の実家がある宗教に入っていることを伝えたためです。私自身は信仰していませんし、彼やご家族に迷惑はかけない、子供ができても入信させないと伝えました。それでも「家族になることを考えると難しい」と言われました。こういう場合でも、復縁は可能でしょうか。

相手にとっては、交際相手個人の問題ではなく、家族になった先まで考えたうえでの判断でした。だからこそ、話し合いで覆せるものではありませんでした。

依頼者は、ひどく落ち込んでいました。

工作員が聞き取った、相手の本音

工作を進める中で、工作員が相手から聞き取れたことがあります。

相手は、依頼者に対してネガティブなことも口にしていました。ただ、それだけではなく、依頼者の良かったところもちゃんと語っていたのです。

それでも、なかなか「復縁スイッチ」が入る相手ではありませんでした。一度自分で出した結論を、簡単には動かさないタイプだったのです。

変化が出はじめたのは、工作員が自分自身の経験や体験談を話すようになってからでした。そこから少しずつ、相手の中にある依頼者への考え方や気持ちが変わっていきました。

再会の場で、相手の表情が変わった

再会の場面は、工作員も同席する形でサポートしました。

現場の工作員から、こういうフィードバックがありました。

「依頼者さんの様変わりに、相手が心を打たれているのが分かりました」

この報告を受けたとき、僕は本当にうれしかったです。

依頼者には、メンタルケアと自己改善のアドバイスに、かなりの時間を使っていました。その甲斐があった。そして何より、依頼者本人が努力している姿を目の当たりにできた案件でした。

※この案件で、警察が関わるような事態は一切ありませんでした。

この案件が示していること

「復縁したい」と思うだけでは、うまくいきません。言葉で言うのは誰にでもできます。

覚悟を持って、行動で示すことができる人には、ご褒美が待っています。

僕は現役時代から、このことを依頼者に伝え続けてきました。今の結婚相談所や恋愛コンサルの仕事でも、同じことを伝えています。

そして、復縁することはゴールではありません。僕はそれもあわせて伝えていたので、担当した案件では復縁したあとに再び別れてしまう割合も少なかったと感じています。この点は復縁工作の成功後、なぜまたすぐ別れるのかで詳しく書いています。

復縁屋の選び方|契約前に確認する6つのこと

現場を知っている人間として、ここだけは見てほしいという項目です。

1. 探偵業の届出をしているか

届出番号を明示しているかを確認してください。尾行や張り込みを含む調査を営業として行うには、公安委員会への届出が必要です(探偵業法第4条)。

2.「復縁は難しい」と説明してくれるか

これが一番の判別ポイントだと思っています。前述のとおり、復縁は別れさせるより難しい。その事実を最初に説明しない業者は、現場を知らないか、知っていて隠しているかのどちらかです。

3. 契約書に「成功の定義」が書かれているか

何をもって成功とするのかが曖昧だと、「連絡先の交換ができたから成功報酬を請求された」という食い違いが起きます。稼働回数、契約期間、解約時の返金条件も、書面で確認してください。

4. 依頼者側の努力を求めてくるか

復縁工作で業者ができるのは、接点を作り、環境を整え、タイミングを演出するところまでです。「また会いたい」と思わせる人間になる努力は、代行できません。そこを正直に伝え、依頼者にも役割を求める業者のほうが、結果的に成功に近づきます。

5. 報告の形式が具体的か

「今日は順調です」の一言で終わる報告では、何が起きているのか分かりません。日時、場所、相手の反応、次にどう動くのかが分かる形で報告されるかを、契約前に確認してください。

すでに契約中で報告に不安がある方へ|別れさせ屋・復縁屋を乗り換えるべきかの判断基準

6. ランキングや口コミを、どう見ているか

「復縁屋 ランキング」で出てくるサイトの多くは、掲載順位の基準が書かれていません。順位そのものではなく、その業者が相談の場で現場の動きを具体的に説明できるかで判断してください。口コミの見抜き方は、この記事の末尾に挙げた関連記事にまとめています。

復縁を目指さないほうがいいケース

正直に書きます。全員に復縁を勧めるつもりはありません。次のような場合は、立ち止まってください。

1. 相手が明確に拒絶の意思を示している場合

一般論として、ストーカー規制法は「恋愛感情その他の好意の感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的」で、つきまといや待ち伏せ、面会の要求などをして相手に不安を覚えさせることを禁じています(第2条第1項、第3条)。復縁したいという気持ちは、この条文が想定している感情そのものです。

警察庁の令和7年の統計では、ストーカー事案の相談等は22,881件で、被害者と加害者の関係で最も多いのは「交際相手(元交際相手を含む)」の8,910件(38.9%)でした。

2. 相手の安全や生活が脅かされる可能性がある場合

暴力や恐怖が関係の背景にある場合、復縁は目的にすべきではありません。

3. 自分で動いてしまいそうな場合

業者に依頼していても、依頼者自身が動けば工作は壊れます。自分で連絡したり、様子を見に行ったりすると、法的なリスクを負うのは依頼者本人です。この点は別れさせ屋・復縁屋を「自分でやろうとする人」が自爆する理由にまとめています。

気持ちが抑えられないときは、業者を探す前に、心療内科やカウンセラーなど専門家に相談することも選択肢です。

よくある質問(FAQ)

復縁屋とは何をする業者ですか?

依頼を受けて、別れた相手や疎遠になった相手と関係をつなぎ直すきっかけを作る業者です。事前調査、工作員による接触、心理誘導、再会のきっかけ作りといった流れで進みます。尾行や張り込みを含む調査を営業として行う場合は、探偵業法にもとづく公安委員会への届出が必要です(第2条・第4条)。

別れさせ屋と復縁屋は何が違いますか?

看板は違いますが、同じ会社が両方を扱っていることが多く、動く人間も手法も共通しています。違うのは難易度です。僕の実感では、関係を「離す」より「戻す」ほうがはるかに難しく、時間もかかります。

復縁屋の成功率はどれくらいですか?

案件によって大きく異なりますが、現実的には30〜60%程度だと考えてください。相手の拒絶の強さ、別れてからの期間、依頼者が提供できる情報の質で大きく変わります。「高確率で復縁できます」と言い切る業者には注意してください。

復縁屋の料金はいくらくらいですか?

僕が現役で担当していた案件では、平均で100万〜200万円くらいでした。業者や案件によって幅があり、調査や工作に手間をかける業者や、地方・特殊な案件では300万円規模になることもあります。復縁工作は期間が延びやすいぶん、費用も膨らみやすい点は覚えておいてください。

復縁屋のランキングサイトは信用できますか?

掲載順位の基準や根拠が書かれていないランキングも多いので、順位だけで判断しないでください。判断材料にすべきなのは、相談の場で「あなたの状況なら、どんな工作員を、どういう導線で動かすか」を具体的に説明できるかどうかです。

復縁しないほうがいいケースはありますか?

相手が明確に拒絶の意思を示している場合や、暴力・恐怖が関係の背景にある場合は、復縁を目的にすべきではありません。一般論として、好意や、それが満たされなかった怨恨の感情を満たす目的でのつきまといや面会の要求は、ストーカー規制法の規制対象です(第2条第1項)。

今の業者に不満があります。別の業者に変えてもいいですか?

契約内容を確認したうえでの判断になりますが、報告が曖昧なまま費用だけが増えている状態なら、いったん立ち止まる価値はあります。ただし、乗り換えのたびに相手の警戒が強まり、難易度が上がることも事実です。まずは今の業者に、現場で何が起きているのかを具体的に説明してもらってください。

まとめ

  • 復縁屋は、調査・接触・心理誘導を通じて、別れた相手とのきっかけを作る業者
  • 別れさせ屋と同じ会社が扱っていることが多く、難しいのは「戻す」ほう
  • 料金は僕の現役時代の案件で平均100万〜200万円、300万円規模になることもある
  • 成功率は30〜60%程度が現実的。「高確率」「短期間」を強調する業者は要注意
  • 選ぶときは、探偵業の届出、復縁の難しさを説明するか、成功の定義、依頼者への要求、報告の具体性、ランキングの見方の6つを確認する
  • 相手が明確に拒絶しているなら、復縁を目的にしないという判断も必要

工作でできるのは「きっかけ」までです。最後に相手の心を動かすのは、あなた自身の変化にかかっています。そこを理解している業者を選んでください。

👤 監修者:元工作員Hからのメッセージ

監修者:元別れさせ屋Hのプロフィール画像


恋愛コンサルタント・結婚相談所経営

僕のところに来る相談の大半は、「別れさせたい」ではなく「戻りたい」でした。

正直に言えば、その全部を叶えられたわけではありません。工作で環境を整え、接点を作り、タイミングまで設計しても、最後に相手が選び直してくれるかどうかは、依頼者自身が変われるかにかかっているからです。

だから僕は、契約の前に必ず言っていました。「業者に丸投げでは無理です」と。厳しく聞こえるかもしれませんが、これを言わない業者のほうが、僕は怖いと思っています。

復縁屋を選ぶときは、甘い言葉ではなく、難しさを正直に話してくれるかどうかで判断してください。
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復縁屋の選び方と料金・成功率を元別れさせ屋Hが解説するイメージ

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